骨盤だけを矯正してもメリットが低い可能性が高いです。

骨盤だけを矯正しても

メリットが低い可能性が高いです。

 

なぜなら

人の身体の動きは

骨盤だけの動きではなく

骨盤と肩甲骨や頭蓋骨との連動で動きます。

 

そして

骨盤は手足(腕や腿も含む)を含め

全体のバランスの中で動いているからです。

 

例えば

骨盤の上には

背骨があるので

骨盤を矯正しても

背骨のゆがみが残っていれば

骨盤はゆがんでいます。

 

骨盤を矯正したつもりでも

大腰筋を調整し

腰の骨を調整しているだけの場合もあります。

 

 また

骨盤には股関節があり

脚へと繋がり

その下には

膝・脛・足首・足と関節が続きます。

 

場合によっては

骨盤のゆがみを整える為には

腿・膝・脛・足首・足そして脚の指を

整える必要も出てきます。

 

また

腕や肘

そして手首や手の指のひずみによっても

骨盤はゆがみます。

 

何故なら

広背筋という腕を動かすために

使われる筋肉が

骨盤や腰の骨に

べったり張り付いているからです。

 

そして

横隔膜や内臓

肋骨と骨盤の間(腹)の在り方が

大きく影響を与えています。

 

まだまだありますが

あなたの骨盤は

身体全体のバランスを整えていった時に

はじめて理想の状態に向かうのです。

 

なので

骨盤は矯正するだけではなく

本来の可動範囲の動きに

制限が掛かっていないか?

 

また

スムーズに動くかどうかのほうが

より大切になります。

 

骨盤矯正といっても

腰からお尻を重点的に

脚やふくらはぎをほぐし

仙腸関節や股関節に

アプローチしても・・・・・・です。

 

もしろ

背骨のある種の動きを制限しているものを

解除した方が

腿やふくらはぎの筋肉が弛み

骨盤の可動が上がる場合もあります。

 

また

骨盤のひずみが矯正され

動きやすくなれば

立った時の身体のバランスも

良くなるはずだし

骨盤に刺激が入るくらい

深い呼吸が出来るはずです。